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恒例?!高野山参拝 ?

 高野山へ行く度に「この人、誰?何者?」と思う人の名前がある。

その人の名は「阪口祐三郎」

奥の院口を参道へ入った所に大きく「坂口家墓標」があり、阪口祐三郎の像も立っている。

実は、この人。「奥の院参道の整備をした人」らしい。

更に「大伽藍」に幾つかの「石塔」が建っていて、そこには戦前に多額の「寄進」をした人と思われる名前がある。

金額は「弐百円」とか「四百円」とか。

その中に「六百円」と言うのがあって、名前が「阪口祐三郎」

今の貨幣価値だと幾らになるのか。

大伽藍に手を洗う所がある。この寄進も彼。

 家のパソコンで「阪口祐三郎」と言う人を調べてみた。

良く解らなかったが、大阪の「大和屋」と言う料理屋の主人だったようだ。

そして全国の花街の会長をしていたようだが、そんな人が何故、高野山へ多額の寄進をしたのかは不明。

 高野山で「なるほど」と思うことを今回も発見した。

「縁日」神社や寺の祭などに露天が出て楽しいものである。

 しかし、「縁日」の本来の意味は「仏様や神様と縁を結ぶ日」である。

その為、神社や寺では、そこに祀られている仏様や神様の命日に誕生日など「縁日」と呼ぶ。

因みに高野山では毎月21日が「縁日」

空海が旧暦の3月21日に「入定」した為である。

 「高野山」と言うか「高野町

何時も思うのだが、実に「面白い」所である。

 この町。東西に約4キロ。南北2キロほどの町である。

勿論、「金剛峯寺」の門前町で「宗教都市」である。人口は約四千人。その内「千人」が僧侶。つまり「麻雀」をしたら一人は僧侶と言う計算になる。

 しかし、生活の匂いが強い。

スナックは私が見つけただけで「四軒」散髪屋。薬局。診療所もあり、消防署と警察署もある。中華料理屋に服屋。文房具屋もある。

こども園」から大学まで揃っている。

 高校は「高野山高校」

ここの宗教科は日本の高校で唯一、真言密教を教える所。その生徒さん。開創1200年の時は大活躍で、色々とお手伝いをしたり、紙芝居で弘法大師の事を解説してた。

 毎年2回ある「結縁潅頂」の時は荷物の預かりや案内などをして御手伝い。

礼儀正しくて、話をすると真面目な高校生である。

 高野山大学高野山高校の系列。

宗教科を卒業したら進学する人が多いらしい。この学校を卒業して高野山真言宗の僧侶になると、僧侶の位も比較的高い所からスタート。要は「エリート僧侶」と言う事。

 因みに作家の「家田荘子」は高野山大学に入学し、卒業して高野山で修行をして「伝法潅頂」を受け「住職」の資格を持つ。

今は高野山真言宗の「伝教師」で弘法大師の事や真言密教の事を年に数回、高野山で観光客などに伝えている。

私も一度、話を聞いた事がある。紫の衣の正装で話をしていた。気さくに質問などにも答えてくれる。

 私。高野山へは「1年に2度は行きたい」と思い、続けて来た。

今年は十一月に行って、何度目かの「結縁潅頂」を受けようと思う。

目隠しをされ、印を結び、ひちすら真言を唱えると「空」「無」の境地がたまらなく良い。